楽天モバイルはタイで使える?2GB無料の範囲と設定、繋がらない時の確認と通話料
楽天モバイルでタイに行く場合、2GBは無料。足りない分だけチャージすれば済みます。
楽天モバイルはタイでも毎月2GBまで追加料金なしで使えます。
現地の回線はAIS・DTAC・NTの3社で、5G対応の端末ならAISとDTACの5Gも対象です。
2GBを超えたときのチャージ(1GB 500円)とeSIMの境目、出発前・到着後・帰国後の設定、繋がらないときに確かめる順番、Rakuten Linkでの通話料をまとめました。
楽天モバイルはタイで使える。毎月2GBまで追加料金なし
楽天モバイル(Rakuten最強プラン)は、タイでもそのまま使えます。海外ローミングの対象は、飛行機内を含む107の国と地域。タイもその中に入っています。
申し込みは要りません。毎月2GBまではいつものプラン料金だけで、超えた分は1GBあたり500円のチャージで足せます。
5日で3GB使う人なら、2GBを超えた1GB分の500円だけで足ります。チャージで済むのは5GBまでで、6GBからはタイのeSIMのほうが安くなります。2GBに収まる使い方なら、チャージもeSIMも要りません。ただし、ふだん国内で3GB以内に収まっている人は、旅行した月の月額が上がることがあります(後述)。
タイでつながる回線は、AIS・DTAC・National Telecom(NT)の3社です。公式の「対応エリア・料金」でタイとiPhone 16を選ぶと、AISとDTACは2Gから5Gまで「2GBまで 0 円」と出ます。NTだけは3Gのみなので、手動で回線を選ぶときはAISかDTACにします。
5Gを使えるかは端末しだいです。公式の対応表では、iPhone 16とPixel 9aはAISとDTACの5Gに対応、iPhone SE(第2世代)は4Gまででした。
日数やデータ量が違う人は、次の見出しの境目の表か、判定ツールで確かめてください。
楽天モバイルでタイの2GBを超えたら?7日までは5GBまでチャージ、6GBからeSIM
2GBを使い切っても、通信は止まりません。速度が最大128kbpsに落ちます。
128kbpsでは、地図の読み込みにも時間がかかります。自分でチャージを買えば、すぐに元の速度に戻ります。
データチャージは1GB 500円。海外の分は国内の月額にも合算
チャージは1GB単位で、量に比例して値段が上がります。
| 追加する容量 | 料金 |
|---|---|
| 1GB | 500円 |
| 2GB | 1,000円 |
| 3GB | 1,500円 |
| 4GB | 2,000円 |
| 5GB | 2,500円 |
1回に選べるのは5GBまでで、足りなければ買い足します。料金は不課税で、有効期限は購入日を含めて31日間です。
買うのは現地で2GBを超えてからで間に合います。my 楽天モバイル(Rakuten Linkアプリ内)の データ・料金 から 海外ローミングのデータをチャージする を選ぶと、すぐに反映されます。
公式は「毎月2GBまで」と案内していて、枠は渡航ごとではなく月ごとです。月末に出発して月初に帰る旅行なら、それぞれの月に2GBずつ、合わせて4GBまで追加料金がかからない計算になります。
もう1つ、海外で使った分は国内のデータ利用量に合算されます。楽天モバイルは使った量で月額が変わる段階制です。
割引なしの月額は、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限3,278円。ふだん国内で2GBしか使わない人がタイで2GB使うと、その月は4GBになり、月額が1,100円上がります。
何GBからeSIMのほうが安いか(日数別の表)
チャージとeSIMのどちらが安いかは、日数とデータ量で決まります。タイのeSIMは安く、5日・3GBなら1,000円前後で買えます。そのため境目は韓国より低く、チャージで済むのは5GBまでです。
当サイトの判定ツールが使うタイeSIMの相場(2026年10月9日に各社の国別ページで確かめた価格の中央値)と、チャージ代を並べました。ふだん国内で3GB以内に収まっている人は、旅行した月の月額が1,100円上がるので、チャージ代にこの額を足して見てください。
| 使う量 | チャージ代 | 3日以内のeSIM相場 | 4〜7日のeSIM相場 | 8日以上のeSIM相場(8日の場合) |
|---|---|---|---|---|
| 2GBまで | 0円(そのまま使う) | 不要 | 不要 | 不要 |
| 3GB | 500円 | 950円 | 1,000円 | 1,250円 |
| 5GB | 1,500円 | 1,260円 | 1,260円 | 1,260円 |
| 6GB | 2,000円 | 1,580円 | 1,650円 | 1,750円 |
| 7GB | 2,500円 | 1,580円 | 1,650円 | 1,750円 |
| 8GB | 3,000円 | 1,580円 | 1,650円 | 1,750円 |
| 10GB | 4,000円 | 1,580円 | 1,650円 | 1,750円 |
5GBまでなら、チャージで足ります。5GBはeSIMのほうが200円ほど安いだけで、eSIMを入れる手間を考えるとチャージで十分です。
ただし、ふだん国内で3GB以内に収まっている人は別です。5GB使うと、チャージ1,500円に月額の上がり幅1,100円が乗ります。実質の負担は、eSIMの1,260円より高くなります。
6GBからはeSIMのほうが安くなります。4〜7日の旅行なら、チャージ2,000円に対してeSIMは1,650円前後。8GBや10GBでは差が1,000円を超えます。
8日から30日の旅行は、eSIMの料金が上がるので境目が1GB動きます。6GBまでがチャージ、7GBからeSIMです。
10GBを超えると、eSIMのほうも容量の大きいプランに上がり、800円から1,200円ほど高くなります。それでもチャージよりは安い判定です。31日以上の長い滞在や10GBを超えそうな人は、判定ツールに日数とデータ量を入れて確かめてください。
6GBは、5日なら1日1.2GB。バンコクで地図と配車アプリ、SNSを使う程度なら収まりますが、動画を見るかどうかで大きく変わります。自分の使い方は海外旅行は1日何ギガ必要?の用途別の表で見積もってください。
eSIMを買うと決めた人は、端末がeSIMに対応していて、SIMロックがかかっていないことが条件です。タイeSIMの各社の価格と入れ方は、タイ旅行のスマホはどうする?にまとめています。
楽天モバイルのタイでの設定(出発前・到着後・帰国後)
楽天モバイルは、出発前の申し込みが要りません。my 楽天モバイルの「海外ローミング(データ通信)」は初期設定でONになっています。
出発前に確かめるのは、次の3つです。
出発前(日本で)
- my 楽天モバイルの
契約プラン→プランに含まれるオプションサービスの国際で、海外ローミング(データ通信)がONか見る。OFFならONにして変更するを押す - 日本で一度、楽天回線につながった状態にする
- Rakuten Linkを開き、認証を求められたら日本にいるうちに済ませる
2番目は、楽天モバイルに乗り換えたばかりで、まだ日本で楽天回線につないだことが無い人向けです。3番目は通話のための準備で、タイに着いてからでは認証できない場合があります。公式は、渡航前に日本で楽天モバイルネットワークに接続するよう案内しています。
タイに着いたら、端末のデータローミングをオンにします。iPhoneとAndroidで場所が違います。
到着後(iPhone)
設定→モバイル通信を開く通信のオプション→データローミングをオンにする
到着後(Android)
設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワークを開くローミングをオンにし、「データローミングを許可しますか?」でOKを押す
帰国したら、端末のデータローミングをオフに戻し、my 楽天モバイルの「海外ローミング(データ通信)」もOFFにします。楽天モバイルの公式手順は、この2つをそろえて戻す形です。
2GBの枠に収めたいなら、iPhoneの省データモードかAndroidのデータセーバーも入れておくと安心です。写真の自動バックアップやアプリの更新が止まります。手順は海外旅行のスマホ設定に書きました。
楽天モバイルがタイで繋がらないときの対処法と確認順
設定したのにタイでつながらないときは、楽天モバイルの公式FAQが挙げている順に確かめます。
公式FAQの確認順
- my 楽天モバイルで
海外ローミング(データ通信)がONか見る - 端末の
データローミング(Androidはローミング)がオンか見る - 「対応エリア・料金」で、使っている端末がタイに対応しているか見る
- iPhoneはiOSを最新にする
- iPhoneは
設定→一般→情報を開き、アップデートの案内が出たら更新して再起動する - 機内モードを一度オンにして、オフに戻す
- ネットワークの選択を「手動」にして、対応の回線を選ぶ
- 電源を入れ直し、窓際や屋外に移る
- 優先ネットワークを5Gから4Gに下げる
1番目を直すにはネット接続が要ります。空港やホテルのWi-Fiにつないでから、my 楽天モバイルを開いてください。
7番目で選ぶのは、AISかDTACです。画面に出る事業者名は端末によって表示が違うので、一覧にAISやDTACを含む名前があるか探してください。
NTを選ぶと、通信は3Gだけになります。公式の対応表で、NTは4Gと5Gが「非対応」です。つながっても遅いときは、手動で選んだ回線がNTになっていないかを見てください。
つながっているのに遅いなら、2GBを使い切って128kbpsになっている可能性があります。my 楽天モバイルでデータ量を見て、超えていればチャージします。
データ通信は問題なく、標準の電話アプリとメッセージアプリだけが使えなくなることもあります。この2つのアプリで使った国際通話・SMSの利用額が、毎月5,000円を超えるごとに、楽天モバイルが一時停止する場合があるためです。再開は、my 楽天モバイルの契約プランで「国際通話(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)」をオンに戻します。
楽天モバイルのタイでの通話料・SMS料金(Rakuten Linkなら日本の番号へ0円)
通話とSMSは、データ通信の2GBとは別の料金です。どのアプリから発信するかで、値段が大きく変わります。Rakuten最強プラン(データタイプ)の人は、国際通話を使えません。
タイの公式料金表では、次のとおりです。
| 相手 | Rakuten Linkから | 標準の電話アプリから |
|---|---|---|
| 日本の番号へかける | 0円 | 195円/分 |
| タイの番号へかける | 68円/30秒 | 75円/分 |
| そのほかの国へかける | 国・地域別の従量課金 | 265円/分 |
| 電話を受ける | Androidは0円/iPhoneは受けられない | 195円/分 |
日本の家族や、日本のホテル・航空会社の窓口(日本の番号)にかけるなら、Rakuten Linkを使えば0円。標準の電話アプリだと1分195円かかります。
タイのレストランやタクシー会社にかけるなら、標準の電話アプリの75円/分のほうが、Rakuten Linkの68円/30秒(1分なら136円)より安くなります。相手もRakuten Linkを使っていれば、Rakuten Linkどうしの通話は0円です。
タイでいちばん高くつくのは、iPhoneの着信です。iOS版のRakuten Linkは、相手がRakuten Linkを使っていないと着信を受けられず、標準の電話アプリに着信して195円/分がかかります。日本の家族からの電話は、LINE通話にしてもらうと通話料がかかりません(データ通信なので2GBの枠は使います)。
SMSは、タイで受け取るぶんには0円です。標準のメッセージアプリから送ると1通100円。AndroidのRakuten Linkなら日本の番号へ0円で送れますが、iOS版のRakuten Linkでは、Rakuten Link以外の相手に国際SMSを送れません。
楽天モバイルでタイへ行く人のまとめ(使う量ごとの答え)
2GBまでならチャージもeSIMも要りません。3GBから5GBならチャージを足し、6GB以上使うなら、7日までの旅行ではタイeSIMのほうが安くなります。8日から30日の旅行は、7GBからがeSIMです。ふだん国内で3GB以内の人は、旅行月の月額の上がり幅を足して比べてください。
出発前にやるのは、日本でRakuten Linkの認証を済ませることです。タイに着いたら端末のデータローミングをオンにし、手動で回線を選ぶときはNTを避けてAISかDTACにします。
日本への電話はRakuten Linkからかけます。iPhoneの人は、タイでの着信が195円/分かかるので、家族にはLINE通話で連絡してもらうと通話料がかかりません。
年に何度タイへ行っても、判定は変わりません。ほかの回線と比べておきたい人は、ahamoと楽天モバイル、海外で使うならどっち?で日数とデータ量ごとに比べています。
あなたの条件で判定する
データ確認
契約中のキャリアを選ぶと、判定が表示されます。
2GBは無料。足りない分だけチャージすれば済みます
- 無料枠2GBを超えた分は1GB単位で500円のチャージ。3GB想定なら¥500の追加で足ります。
広告次にすること
2GBの無料枠は渡航ごとではなく毎月リセットです。月をまたぐ旅行なら実質4GB使えます。
海外で使った分は国内のデータ利用量に合算されます(〜3GB ¥1,078/〜20GB ¥2,178/無制限 ¥3,278)。ふだん3GB以内に収まっている人は、旅行した月だけ¥1,100上がることがあります。
公式サイトで必ず確認してください この判定は2026年10月23日時点の各社公式の情報にもとづく目安です。料金・対象国・適用条件は変わることがあるので、申し込みや出発の前に、楽天モバイルの公式サイトで最新の条件を確かめてください。
Sources