楽天モバイルはアメリカで使える?本土は2GB無料、1〜2週間のチャージとeSIMの境目と電話・SMS料金
楽天モバイルでアメリカ本土に行く場合、2GBは無料。足りない分だけチャージすれば済みます。
楽天モバイルはアメリカ本土でも毎月2GBまで追加料金なしで使えます。
現地の回線はAT&T・T-Mobile・Verizon・Viaeroの4社で、5Gは対象外です。
2GBを超えたときのチャージ(1GB 500円)とeSIMの境目を3日から1カ月まで日数ごとに比べ、長期滞在の注意、設定と繋がらないときの確認、アメリカから日本への電話とSMSの料金をまとめました。
楽天モバイルはアメリカ本土で使える。毎月2GBまで追加料金なし
楽天モバイル(Rakuten最強プラン)は、アメリカ本土でもそのまま使えます。申し込みは要らず、毎月2GBまではいつものプラン料金だけで済みます。
本土でつながる回線は4社です。公式の「対応エリア・料金」でアメリカ(本土)とiPhone 16を選ぶと、AT&T・T-Mobile・Verizon(公式の表記はVerizon Wireless)・Viaero Wirelessが「2GBまで 0 円」と出ます。見るのは4Gと5Gの列です。
| 回線 | 4G | 5G |
|---|---|---|
| AT&T | 対応 | 非対応 |
| T-Mobile | 対応 | 非対応 |
| Verizon | 対応 | 非対応 |
| Viaero | 対応 | 非対応 |
5Gは、どの回線も「非対応」です。iPhone 17やPixel 10、Galaxy S26を選んでも表示は変わらず、アメリカ本土でつながるのは4G以下になります。
アラスカも対象ですが、回線はAT&TとT-Mobileの2社になります。アメリカ向けeSIMには、アラスカを一部しかカバーしないものもあります(Airaloはそう明記)。アラスカへ行く人は、eSIMを買う前に対象エリアを確かめてください。
2GBの枠は、国や州ごとに分かれていません。同じ月に本土とハワイを回れば、両方で使った分が同じ2GBから減ります。ハワイの回線と通話料は楽天モバイル×ハワイの記事にまとめました。
当サイトは、渡航先でのスマホを「そのまま使う/海外プランを付ける/eSIMを買う/契約を見直す」の4つで判定しています。5日・3GB・年1回のアメリカ旅行なら、楽天モバイルは「海外プランを付ける」。2GBを超えた1GB分を、500円のチャージで足す形です。
同じ条件のアメリカ向けeSIMは1,500円前後なので、チャージのほうが1,000円安く済みます。2GBに収まる使い方なら、チャージもeSIMも要りません。
楽天モバイルのアメリカでのチャージ料金と、eSIMが安くなる境目
2GBを使い切っても、通信は止まりません。速度が最大128kbpsに落ちるだけで、高速に戻したいときにデータチャージを買います。
データチャージは1GB 500円。月額に響くのは無料の2GBだけ
チャージは1GB単位で、1GBなら500円、5GBなら2,500円と量に比例します。料金表にあるのは5GBまでですが、公式は「必要な分だけいつでもチャージできます」と案内していて、当サイトの判定も買い足す前提で計算しています。料金は不課税で、有効期限は購入日を含めて31日間です。
買うのは、アメリカで2GBを超えてからで間に合います。Rakuten Linkアプリ(楽天モバイルの通話・メッセージ用)からmy 楽天モバイルを開き、「データ・料金」の「海外ローミングのデータをチャージする」を選ぶと、すぐに反映されます。
アメリカで使った無料の2GB分は、国内のデータ利用量に合算されます。楽天モバイルは使った量で月額が変わる段階制で、割引なしなら3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限3,278円です。
月額が上がるかどうかは、国内の利用に2GBを足して3GBを超えるかで決まります。ふだん2GBの人なら、その月は4GBになり1,100円上がるので、下の表のチャージ代に1,100円を足して比べてください。もともと3GBを超えている人は、たいてい同じ段階に収まります。
チャージで買い足した分は別扱いで、毎月のプラン料金のデータ利用量に数えません。
何GBからeSIMのほうが安いか(3日以内・4〜5日・6〜7日・8〜14日)
チャージとeSIMのどちらが安いかは、日数とデータ量で決まります。当サイトの判定ツールが使うアメリカ向けeSIMの相場と、チャージ代を並べました。相場は、2026年10月1日に3社の公式ページで確かめた価格の、真ん中の額です。
右の金額がチャージ代より小さければ、eSIMのほうが安くなります。ただし判定ツールは、差が300円ほどなら、eSIMを入れる手間を考えてチャージのままを勧めます。
| 使う量 | チャージ代 | eSIM(3日以内) | eSIM(4〜5日) | eSIM(6〜7日) | eSIM(8〜14日) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2GBまで | 0円 | ― | ― | ― | ― |
| 3GB | 500円 | 1,400円 | 1,500円 | 1,500円 | 1,950〜2,150円 |
| 5GB | 1,500円 | 1,900円 | 2,050円 | 2,050円 | 2,150円 |
| 7GB | 2,500円 | 2,360円 | 3,050円 | 3,500円 | 3,600円 |
| 8GB | 3,000円 | 2,360円 | 3,050円 | 3,500円 | 3,600円 |
| 9GB | 3,500円 | 2,360円 | 3,050円 | 3,500円 | 3,600円 |
| 10GB | 4,000円 | 2,360円 | 3,050円 | 3,500円 | 3,600円 |
日数の短い順に、境目は次のとおりです。
3日以内なら、5GBまではチャージのほうが安く、6〜7GBはeSIMとほぼ同じ額。8GBからはeSIMがはっきり安くなります。
4〜5日なら、8GBまでチャージで足ります。8GBでチャージ3,000円とeSIMの3,050円がほぼ並び、9GBからはeSIMです。
6日から2週間の出張や周遊は、9GBまでチャージ、10GBならeSIMのほうが安くなります。
日数で境目が動くのは、eSIMが日数ごとに別のプランになるからです。Airaloなら、10GBが7日間で3,500円、15日間で3,600円。チャージは日数で値段が変わらないので、長くいる人ほどチャージの範囲が広がります。
この境目は3社の真ん中の価格で引いたもので、会社によって前後します。境目に近い量を使う人は、買う前に同じ日数・量で各社の値段を見比べてください。
10GBを超える人は、日数によってチャージに戻る量があり、境目が入り組みます。判定ツールに日数とデータ量を入れてください。eSIMを使うには、端末がeSIMに対応していて、SIMロックがかかっていないことが条件です。
当サイトの目安では、動画とビデオ通話まで使う人で1日1.5GB。地図と調べもの中心なら、5日でも2GBに収まる人がいます。自分の量は海外旅行は1日何ギガ必要?の用途別の表で見積もれます。
同行者の契約が違えば、やることも違います。同じ5日・3GBでも、ソフトバンクの同行者はアメリカ放題で追加料金0円、povoやUQモバイルの同行者はeSIMのほうが安くなります。どれも旅行の間だけの話で、契約を変える理由にはなりません。
アメリカに1カ月以上いるときの楽天モバイル(出張・留学)
16日から30日いるなら、13GBまではチャージ、14GBからeSIMのほうが安くなります。10GBでも、チャージ4,000円とeSIMの3,700円がほぼ並びます。
無料の2GBは渡航ごとではなく、月ごとに付きます。2カ月いれば、月が替わるたびに新しい2GBが使え、出発と帰国の月がずれれば3回分になることもあります。
チャージは購入日を含めて31日間で切れます。月が替わると新しい無料の2GBが先に使われ、チャージ分は後回しになるので、月末に多めに買うと使い切れずに残りやすくなります。月末は必要な分だけ買い、足りなければ買い足すほうが無駄が出ません。
1カ月を超える滞在も、毎月の2GBに足りない分のチャージを足していく形で使えます。ただし楽天モバイルは、一部の海外の通信事業者で90日以上のローミング利用が許可されない場合があると案内しています。3カ月を超えてアメリカにいるなら、現地の回線を別に用意したほうが確実です。
一定期間に大量の通信や長時間の通信があった場合、利用を制限することがあるとも書かれています。オンライン会議や動画の視聴は、ホテルや滞在先のWi-Fiに回してください。
楽天モバイルのアメリカでの設定と、繋がらないときの確認順
楽天モバイルは、出発前の申し込みが要りません。日本で3つ確かめ、アメリカに着いたら端末の設定を1つ変えます。
出発前・到着後・帰国後の設定
契約内容を見るページ「my 楽天モバイル」では、「海外ローミング(データ通信)」が初期設定でONになっています。日本にいるうちに、次の3つを確かめます。
出発前(日本で)
- my 楽天モバイルの
契約プラン→プランに含まれるオプションサービスの国際で、海外ローミング(データ通信)がONか見る。OFFならONにして変更するを押す - 日本で一度、楽天回線につながった状態にする
- Rakuten Linkを開き、認証を求められたら済ませる
3番目は通話のための準備です。海外では認証できない場合があり、Rakuten Linkを使えないと、日本への電話は0円ではなく195円/分になります。
アメリカに着いたら、端末のデータローミングをオンにします。
到着後
- iPhoneは
設定→モバイル通信→通信のオプションでデータローミングをオンにする - Androidは
設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワークでローミングをオンにし、「データローミングを許可しますか?」でOKを押す
2GBに収めたいなら、iPhoneの省データモードかAndroidのデータセーバーも入れておきます。写真の自動バックアップやアプリの更新が止まるぶん、2GBが減りにくくなります。手順は海外旅行のスマホ設定に書きました。
帰国したら、端末のデータローミングをオフに戻し、my 楽天モバイルの「海外ローミング(データ通信)」もOFFにします。OFFにした人は、次の渡航の前にONへ戻してください。
アメリカで繋がらないとき:公式FAQの順に確かめる
設定したのにつながらないときは、楽天モバイルの公式FAQの順に確かめます。my 楽天モバイルの操作やiOSの更新にはネット接続が要るので、空港やホテルのWi-Fiにつないでから進めてください。
公式FAQの確認順
- my 楽天モバイルで
海外ローミング(データ通信)がONか見る - 端末の
データローミング(Androidはローミング)がオンか見る - 「対応エリア・料金」で、使っている端末がアメリカ本土に対応しているか見る
- iPhoneはiOSを最新にし、
設定→一般→情報でキャリア設定の更新が出たら更新して再起動する - 機内モードを一度オンにして、オフに戻す
- ネットワークの選択を「手動」にして、対応の回線を選ぶ
- 電源を入れ直し、窓際や屋外に移る
- 優先ネットワークを変える(5Gなら4G以下へ)
6番目で選ぶのは、AT&T・T-Mobile・Verizon・Viaeroのどれかです。iPhoneは 設定 → モバイル通信 → ネットワーク選択 で 自動 をオフにし、Androidは モバイルネットワーク の 詳細設定 で ネットワークを自動的に選択 をオフにします。
手動のままだと、移動して選んだ会社の電波が届かなくなっても、ほかの会社に切り替わりません。都市を移るたびに圏外になるなら、自動に戻します。帰国後も「自動」に戻すか、手動で「Rakuten」を選びます。
8番目は、本土では4Gに合わせます。4社とも5Gが「非対応」だからです。
つながっているのに遅いなら、2GBを使い切って128kbpsになっている可能性があります。my 楽天モバイルでデータ量を見て、超えていればチャージします。
楽天モバイルでアメリカから日本に電話する料金とSMS(着信は195円/分)
通話とSMSは、データ通信の2GBとは別の料金です。アメリカ本土では、どのアプリから発信するかで1分あたり100円以上の差が出ます。Rakuten最強プラン(データタイプ)の人は、国際通話を使えません。
| 相手 | Rakuten Linkから | 標準の電話アプリから |
|---|---|---|
| 日本の番号へかける | 0円 | 195円/分 |
| アメリカの番号へかける | 34円/30秒 | 185円/分 |
| そのほかの国へかける | 国・地域別の従量課金 | 280円/分 |
| 電話を受ける | 相手もRakuten Linkなら0円 | 195円/分 |
アメリカから日本の家族や会社にかけるなら、Rakuten Linkで0円です。航空会社やカード会社の窓口にも多い0570などの他社接続サービスと、一部の特番は、無料通話の対象外になります。
アメリカのホテルやレストランにかけるときも、Rakuten Linkのほうが安く済みます。34円/30秒は1分あたり68円で、標準の電話アプリの185円/分の半分以下。ただしRakuten Linkで発信すると、相手に非通知と表示される場合があります。
標準の電話アプリからかけるときは、「+」、国番号、電話番号の順に入力します。日本は81、アメリカは1です。
着信には気をつけてください。Rakuten Linkを使っていない相手からの国際通話は、Rakuten Linkでは受けられません。iPhoneでは標準の電話アプリに着信し、アメリカにいる間は195円/分がかかります。10分話せば1,950円です。
日本の番号からの着信なら、出ずにRakuten Linkから折り返せば0円で済みます。相手もRakuten Linkなら、Rakuten Linkどうしの通話は発信も着信も0円です。
標準の電話アプリとメッセージアプリの国際通話・SMSの利用額が5,000円を超えるごとに、楽天モバイル側が一時停止する場合があります。195円/分なら26分で超える額です。再開は、my 楽天モバイルの契約プランで「国際通話(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)」をONに戻します。
SMSは、アメリカで受け取るぶんには0円です。銀行やサービスの認証コードも、受け取るだけなら料金はかかりません。標準のメッセージアプリから送ると100円(全角70文字まで)で、iOS版のRakuten Linkでは、Rakuten Link以外の相手に国際SMSを送れません。
AndroidでRCSチャットをオンにしていると、SMSがRakuten Linkではなく標準のメッセージアプリに届く場合があります。Rakuten Linkで受けたい人は、出発前にオフにしておきます。
楽天モバイルでアメリカへ行く人のまとめ(日数と使う量ごとの答え)
2GBまでならチャージもeSIMも要りません。10GBまでの範囲なら、チャージで足りるのは3日以内で7GBまで、4〜5日で8GBまで、6日〜2週間で9GBまで。それより多ければeSIMのほうが安くなります。
16日から1カ月いるなら、13GBまではチャージで足ります。2GBは月ごと、チャージは31日で切れ、3カ月を超える滞在は現地の回線も考えます。
最低限やることは2つです。出発前に日本でRakuten Linkの認証を済ませ、アメリカに着いたら端末のデータローミングをオンにします。
日本への電話はRakuten Linkから0円。iPhoneへの着信は195円/分かかります。
アメリカに何度行っても、いまの契約のままチャージかeSIMで足り、海外のために乗り換える必要はありません。ahamoとの条件の違いは、月額の差も含めてahamoと楽天モバイル、海外で使うならどっち?にまとめています。
あなたの条件で判定する
データ確認
契約中のキャリアを選ぶと、判定が表示されます。
2GBは無料。足りない分だけチャージすれば済みます
- 無料枠2GBを超えた分は1GB単位で500円のチャージ。3GB想定なら¥500の追加で足ります。
広告次にすること
2GBの無料枠は渡航ごとではなく毎月リセットです。月をまたぐ旅行なら実質4GB使えます。
海外で使った分は国内のデータ利用量に合算されます(〜3GB ¥1,078/〜20GB ¥2,178/無制限 ¥3,278)。ふだん3GB以内に収まっている人は、旅行した月だけ¥1,100上がることがあります。
公式サイトで必ず確認してください この判定は2026年10月23日時点の各社公式の情報にもとづく目安です。料金・対象国・適用条件は変わることがあるので、申し込みや出発の前に、楽天モバイルの公式サイトで最新の条件を確かめてください。
Sources